2.RTCLでRTTYコンテストに参加



 RTCLは、RTTYコンテスト用の優れたソフトです。このソフトでMMTTYのエ ンジンをコントロールできますので、トランシーバとパソコンさえあればRTTYコンテ ストに参加することができます。
 RTCLは、フリーソフトとしてホームページ上に公開されていますので、インターネ ットからダウンロードできます。またCQ誌等の付録CD−ROMにもはいっていますの で、インストールして使用することができます。
 当局はこのRTCL(+MMTTY)を使用してRTTYコンテストに参加してみまし た。下記にRTCLの当局のセッティングなどを紹介します。

RTCLのインストール

 RTCLのソフトは、まずCQ誌付録CD−ROMの中のファイル(RTCL220.LZH)を パソコンのハードディスクにコピーします。次にコピーしたこのファイルを Lhasa など で解凍します。setup.exe をクリックするとインストールを開始しますので、案内にした がってインストールを行います。
 RTCL.exe のショートカットをデスクトップに作成しておくと使いやすいです。このシ ョートカットをクリックするとRTCLが立ち上がります。
 CD−ROMがない場合は、 JK1IQKのホームページ よりダウンロードすることができます。

RTCLの設定

 メニューのSETTINGのOPTIONをクリックしてRTCL OPTION画面 を表示させます。通信ポートタブをクリックし、主モデムにMMTTYを、通信ポートに COM3(MMTTYと同じポート番号にする)を設定します。
 MMTTY/TOOLタブをクリックし、MMTTYの場所に参照をクリックして MMTTY.EXE の場所を指定します。SETをクリックすると、MMTTYの上部の画面が表 示されますので、大きさ、位置をRTCLの上部に合うように移動させます。

コンテストの設定

 メニューのSETTINGのSET CONTESTからLOG FILEをクリック してファイルを開く画面を表示させます。ファイル名(例 jarts-2002.log )を入力して 開くをクリックします。
 次にCFG FILEをクリックしてCFG設定画面を表示させ、MY DATAタブ をクリックします。OPENをクリックして、CFGファイルの一覧から(例 jarts.cfg )選んで開きます。その他の項目も設定してSET CFGをクリックし、SAVEをクリッ クして保存をします。

コンテストの運用

RTCLの画面

                           RTCLの画面

 JARTS RTTYコンテストを例に説明します。まず、運用周波数の設定を、MH Z欄で選択して行います。
 CQを出している局などを受信すると、コールサインを自動的に取り込んでセンターバ ーに赤で表示されます。INSをクリックすると、コールサインが取り込みウィンドウに 取り込まれその他の項目も表示されます。
 CQを出している局を呼び出すには、DE JK1をクリックします。すると、
DE JH2BTM DE JH2BTM K が送信されます。
 相手局からコンテストナンバーが送られてきますので、ナンバーをクリックするとRC VD欄に取り込まれます。
 次にコンテストナンバーを送ります。QSL URをクリックすると、
QSL UR 599−55−55 DE JH2BTM K が送信されます。
 相手局から下記が送られてくれば交信終了です。
JH2BTM QSL TU QRZ?
 ↓キーを押すと取り込みウィンドウが確定して、ログウィンドウへ書きこまれます。

ログの提出

 コンテスト終了後、ログをRTCL Printを使用して作成し、電子ログをEメー ルにより提出しました。
 RTCL Printは、フリーソフトとして ホームページ 上に公開されていますので、 インターネットからダウンロードできます。またCQ誌等の付録CD−ROMにもはいっ ていますので、インストールして使用することができます。


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