4.無線の設備について
アマチュア無線を行うには、トランシーバやアンテナ等の無線設備が必要になります。
トランシーバには主に次のようなものがあります。
どこでも使えるハンディトランシーバ
ハンディトランシーバは手のひらサイズの大きさで片手でもって使います。部屋の中から
友達と話したり、街や野原へもって行って交信をしたりできます。家の中からでは遠いとこ
ろとは交信できませんが、山の上や高いところに上がると遠くの局とも交信が可能です。
モービル用トランシーバ
モービル用トランシーバは自動車に取り付けて使います。ドライブしながら交信したり、
旅先でその地方の局と話したり、グンと範囲が広がります。アンテナはモービルホイップア
ンテナを自動車の上などに取り付けます。またトランシーバを自動車からはずしてきて、安
定化電源とアンテナを付ければ固定局としても使えます。
固定局用トランシーバ
固定局用トランシーバはHF(短波)トランシーバや、HFの他にVHF、UHFもでき
るオールバンドトランシーバ等があります。HFでは日本国内中の局と交信ができます。ま
た世界中の局とも交信が可能です。HF用アンテナはダイポールアンテナや指向性のよい八
木アンテナ等をルーフタワーやタワーに上げます。VHF、UHF用アンテナとしては、G
Pアンテナや八木アンテナ等があります。
(写真はトランシーバの例です。)