
沿革 享保三年(1718)に曳行に加わったという伝承があり、天明年間(1781〜89)に曳行の記録もあり、創建年代は古い。文化年間(1804〜18)に一時休台。文政元年(1818)に再興して、神功皇后、武内宿禰の飾り人形の修理も行われた。嘉永五年(1852)に改修。その後数度の修理をする。 文政再興 工匠 古田与兵衛
嘉永改修 工匠 角竹茂助
構 造 切破風屋根 四輪内板車
特色 棟飾りとして、台名を象徴する金地の鳳凰が翼を張っている。中段欄間には、四条派風に四季の草花が描かれている。人形の武内宿禰が抱いているのは応神天皇である。一見地味にも見えるこの屋台は、それだけに文政再興当時のおもかげをよく残しており、構築上、最も整備された形態をもつ屋台として聞こえ、初期の屋台の風格をしのぶ優美な屋台である。
文書:「高山の文化財」(高山市教育委員会発行)より
写真:「高山祭りの屋台」(社団法人 飛騨高山観光協会)より