宝珠台(ほうじゅたい) 下三之町

沿革 創建年代未詳。安永(1772〜81)の頃の創建説もある。文政十一年〜十二年(1828〜29)大改造。その後明治四十一年(1908)にも改修され現在の台系に改められた。以後数度の改修をした現在に至る。

 文政改造 工匠 中洞村喜三郎
 明治改修 工匠 村山民次郎
 構  造 切破風屋根 四輪内板車

特色 屋根飾りとして、雌雄の大亀一対と台名に由来する大宝珠三個を飾っている。以前は七色に染め分けられた宝珠を下段高欄に飾っていたが、それは廃され、中段と屋根飾りに金銀の宝珠が飾られている。ケヤキ一枚板の台輪は高山の屋台中で最も美しいものといわれる。屋根の亀はこの屋台の名物で、ある朝、この亀がいなくなったので探していると、宮川の水の中にいた。そこに「名工の作った亀は水を求めて川に入る」と書かれた立て札が立ててあり、他組のいたずらだったという。

文書:「高山の文化財」(高山市教育委員会発行)より
写真:「高山祭りの屋台」(社団法人 飛騨高山観光協会)より


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